今回のオリックスバファローズ、選手紹介は【吉田凌】選手です。※以下、敬称略
オリックスファンになりたての方に向けて書いていますが、オリックスファン歴が長いぜという方にも「意外な発見」があったら良いなという想いも持って記事を作りました。




オリックス 吉田凌【高校3年夏以降 一度も負けなかった男】
生年月日:1997年6月20日
出身地:兵庫県西脇市
身長・体重: 181cm 78kg
投球・打席:右投右打
ポジション:投手
2015年ドラフト5位でオリックスバファローズ入団。
出典元Youtube BsTV-オリックス・バファローズ公式 新人選手入寮インタビュー!~5巡目 吉田 凌投手~ より引用
プロ入り前
吉田凌選手がプロ野球選手になるまでを振り返ります。



小学1年から野球を始める
小学1年から西脇スポーツ少年団で野球を始めました。
西脇東中2年夏に兵庫北幡シニアで全国3位になりました。
中学卒業時点で最速140キロ右腕として注目され、100校から誘いがかかる中、東海大相模進学を決めました。
東海大相模高校時代
1年春から控え投手としてベンチ入りしています。
夏の県大会4回戦で先発に抜擢されました。デビュー戦で5回参考7奪三振の完全試合を達成しました。
準決勝の横浜高校戦で自己最速149キロを記録。5回まで無四球無失点と力投しました。
強豪相手に好投をしていましたが、6回に入り捉えられて4失点。6回途中でノックアウトとなりました。
この経験を糧に決め球の習得に挑戦。
2年夏の県大会17.1イニングで39奪三振と記録を残しました。
決勝では大会初先発を任され、8.2イニング無失点、毎回の20奪三振の快投でした。
20奪三振のうち14個を縦スライダーで奪い、初回の2死から7者連続三振を記録しました。
この20奪三振は全国ニュースにもなっていましたね。2年生で凄い奴が現れたな・・・とぼんやりと思っていました。
甲子園では盛岡大付属高校を相手に8回から登板。負けはしましたが2イニング3奪三振で無失点の力投でした。
2年秋の大会では背番号10で先発。3連続二けた奪三振、29.2イニングで42奪三振でした。
秋の大会の決勝では157球13奪三振でしたが、延長12回1-2のサヨナラ負けを喫しました。
その後は不調でしたが、背番号11で3年夏の甲子園に出場。
5試合中3試合で先発を任され19イニング、被安打20、失点5の粘りの投球でした。
高校最後の甲子園で全国制覇をしましたが、腰を痛めて寝返りをして起きるのも大変だったくらいだそうです。
同学年で左右のWエースと呼ばれた(現・中日)小笠原慎之介投手がチームメイトでした。
高校で二人のエースがいる。そりゃ優勝しますよって話です。
3年夏の甲子園優勝後の国体でも優勝しました。3年夏以降は無敗で高校野球を終えました。
2015年ドラフト1位でオリックスバファローズに入団しました。



オリックスはドラフト5巡目で指名するのですが、ドラフト前のスカウトのコメント見てみました。コメントを残している球団数や内容からよく5巡目まで残っていたなという感想を持ちました。
「間違いなく上位候補」と言っていたスカウトの方はどんな思いでドラフトを見ていたのでしょうか。
プロ入り後
ここからは吉田凌のプロ1年目(2016年)から振り返ります。
2年目に一軍初登板を果たす
1年目(2016年)はウエスタンリーグで12試合に登板。2勝2敗、防御率5.79という成績でした。
2年目(2017年)はウエスタンリーグで16試合に登板。6勝5敗、防御率2.37という成績でした。
10月3日に札幌ドームでの日ハム戦でプロ入り初登板・初先発を果たしました。
しかし、2回2/3で6失点KOとなりました。まさにほろ苦デビューですね。
この年のシーズンオフにアジアウインターベースボールリーグにいてウエスタン選抜に選ばれました。
2軍では言うことなしの実績をあげた
2018年は一軍登板なしに終わりました。
2019年、中継ぎとして4試合に登板しました。
4回1/3を4失点とまたしても一軍で結果を残すことが出来ませんでした。
29試合 3勝0敗1セーブ 26イニング 防御率1.38



人柄
ここからは野球の成績面以外にも目を向けていきます。
目標は○○、スライダーを参考にしたのは▲▲
プロ入りの時に、目標にしている投手は「阪神の藤川球児」という記事があります。小さい頃からのあこがれでホップするようなストレートを投げたいと話しています。
中学時代、シニアリーグの野球教室でほっともっと神戸のマウンドで投げた経験があったそうです。
吉田凌といえば、スライダーです。そのスライダーは「松井裕樹」を参考にしたようです。
右の松井裕樹と言われるくらい同じような軌道のスライダーを投げていたと思います。
ユニフォーム表記は「RYO」
2015年ドラフトで指名されてオリックスに入団することになりました。
入団当時、吉田一将・吉田雄人・吉田正尚・吉田篤史(二軍投手コーチ)と吉田姓が多かったため「RYO」というユニフォーム表記にすることとなりました。



まとめ
今回は、高校2年夏20奪三振で一躍脚光を浴びたオリックスバファローズの吉田凌選手の紹介記事を書きました。
高校2年夏の20奪三振は全国ニュースでも取り上げられるほどでした。
その投手がドラフト5位で指名出来て「ラッキー」という感じでしたが今の所1軍では成績を残すことが出来ていません。
神奈川の高校に行っていたのでイメージにないですが、兵庫県の出身です。
ちなみに、吉田本人は大人しいのですが大阪人である母親はいつもテンションが高いそうです。
2020年シーズンは一軍でどれだけ成績を残せるのか注目ですね。
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