今回のオリックスバファローズ、選手紹介は【山本由伸】投手です。※以下、敬称略
2020年9月ほっともっと神戸で投球練習の様子です。
※僕のYouTubeチャンネルから引用しています※
オリックスファンになりたての方に向けて書いていますが、オリックスファン歴が長いぜという方にも「意外な発見」があったら良いなという想いも持って記事を作りました。
出典元:Youtube パーソルパ・リーグTV公式 山本由伸の『超抜投球』まとめ《THE FEATURE PLAYER》より引用

オリックス 選手紹介 山本由伸 【150キロに迫るカットボールは脅威】
生年月日:1998年8月17日
出身地:岡山県備前市
身長・体重: 178cm 80kg
投球・打席:右投右打
ポジション:投手
2016年ドラフト4位でオリックスバファローズ入団。
プロ入り前まで
山本由伸投手がプロ野球選手になるまでを振り返ります。



小1~中学3年
小学1年のころから野球を始めました。
僕の記憶が正しければ、小学生のころは捕手をやっていた写真が紹介されていたと思います。
備前中学3年のとき、東岡山ボーイズでセカンド兼ピッチャーとして全国大会に出場しました。
宮崎県 都城高等学校時代
高校は「野球に集中できる環境」を求めて先輩の紹介で「宮崎県の都城高等学校」へ進学しました。
高校1年の秋にようやく本格的にピッチャーの練習を始めました。
意外と知られていないかもしれませんが【本格的に】ピッチャーを始めたのは高校に入ってからなんですね。
チームメイトであるオリックスの頓宮裕真選手とバッテリーをしていたころは、本格的な投手ではなかったということですね。
2年夏、宮崎県新人野球大会でストレート151キロを計測した。同じ大会の決勝ではノーヒットノーランを達成しています。
3年夏の県予選では3回戦で宮崎商に敗れています。
ドラフト4位でオリックスバファローズに入団
2016年ドラフト4位。高卒でオリックスバファローズに入団しました。



プロ入り1年目
同じ年のドラフト1位が「社会人ナンバーワン投手」と評されていた【山岡泰輔】だったのもありほとんど知られていませんでした。
しかし、1年目(2017年)の夏頃
「二軍のルーキー投手ですごいのがいるらしい」という情報が入ってきました。
2勝0敗 防御率0.27 33回2/3 与四球2個
という感じで2軍では無双状態でした。
この当時の裏話としてこんなものがあります
福良監督ら一軍首脳陣が「球数がどれくらい投げられるのか不安だ」
という疑問に
田口二軍監督(当時)が「あいつは四球がない。100球投げるには延長まで行かないとムリ」と答えたそうです。
8月以降は1軍で先発として登板しました。
結果的に
1年目は1勝1敗 防御率5.32
という成績でした。
オリックスの由伸が徐々に知られていく(2年目~)
振り返ってみて意外だったのですが、プロ入り2年目の2018年。
開幕は二軍スタートでした。
4月中旬まで6試合登板で2勝0敗 防御率0.38
4月23日から一軍登録されます。そこからは、中継ぎとして登板を重ね5月入るころには完全に「8回の男」となっていました。
5月1日では球団史上2位タイの若さで一軍公式戦初セーブを記録しました。
クローザーを勤めていた増井の連投が続いていたのが考慮されてのものだと判断してます(自分勝手に)
この時も由伸は安定感のある投球で抑えました。登板後「楽しかった」というコメントを聞いて「恐ろしい」奴だと思いました。頼もしいという意味で
結果的に2018年は10代では史上初の30ホールドポイントを達成しました。
54試合 4勝2敗1セーブ32ホールド 防御率2.89
36ホールドポイントはリーグ2位
この年は、新人王の資格がありました。
オリックスファンは誰しもが「とりあえず新人王」くらいに獲得を確実視していたはずです。
もちろん僕も「由伸の新人王は確実で、あとは正尚がベストナイン選ばれるかどうか」という話を友人にしていました。
しかし、なんと「新人王」は獲得できませんでした。
ひっくり返る勢いで驚いてしまいました。
とはいえ、この年の夏ぐらいから「オリックスの由伸」ということで野球界全体に知られるようになっていったのを感じていました。
この年のオフの対談企画やインタビューで繰り返し
先発をやりたい
と言っていました。
その言葉の通り
翌2019年は開幕から先発ローテーションを守って大活躍をします。
開幕当初はスタミナ面の心配をされていましたが、個人的には心配していませんでした。
一年目に一応の先発経験があったのが大きな理由です。
全く先発経験がない場合だと心配もありましたが少しでもあるのは違うと思います。
しかも一年目は厳しい夏以降に一軍で先発をしていましたしね。
プロ3年目 先発ローテーション入り
プロ野球あるあるだと思うのですが、リリーフとして活躍していた選手が先発になると
球速を抑えて長いイニングを投げようとします。
そうなると面白くないなと思っていたのですが、由伸は違いました。
「8回の男」のまんま、いやそれ以上の球速を示しながら先発を務めていたと思います。
ストレートの速さ以上に話題になっているのが
・最速148キロのカットボール
・平均144キロのフォーク
この高速変化球です。
しかも、遅いカーブがあります。
遅いカーブよりももっと遅いカーブも投げようと思えば投げられると聞いたことがあります。試合で投げているのを一度見ました110キロ付近だったと記憶してます
遅いカーブがあるのでより「緩急」がつけられるため、打者はひとたまりもないというわけです。
20試合 8勝6敗 防御率1.95
2014年の金子千尋投手以来となる防御率1点台
(もちろん)最優秀防御率
由伸という名前の由来
この名前の由来については有名な話では
山本由伸が生まれた1998年に巨人へ入団した高橋由伸選手にちなんで父親が巨人ファンというのもあり名付けられた
という報道がされていました。
しかし、山本由伸はこの説を「半分くらいはそうです」と答えています。
公式には両親の名前から一文字ずつとって祖母が命名したらしいです。
前半部分の高橋由伸からとったというのがもしデマだったとすれば
マスコミって怖いですね…



まとめ
・どこでもよく眠れる。周りがうるさくても眠れる
・頓宮裕真とは実家が隣同士で、子供のころバッテリーを組んでいた
・「オリックスに入って良かった」と言ってくれている
・グローブが中指を外に出すタイプ
・やり投げトレーニングは有名。取り入れる選手が出てきている
⇩野球以外のスポーツを自主トレに取り入れている選手⇩









頓宮裕真選手は、2020年から正式に捕手登録となっています。
オープン戦か練習試合で「実家がお隣さんバッテリー」を組んでいます。ツイッターが少し盛り上がっていました。
公式なインタビューなどで「オリックスに入ってよかった」と言ってくれているというのはファンとしてもうれしい限りですね。
2020年が高卒4年目。
まだ大学4年生だと考えたら、これから先どんな投手になるのか楽しみです。
防御率1点台でも8勝6敗ということで、援護の無さ(打線の弱さ)をいじられてしまっています。今後は打線の援護もあって、数多く勝ってほしいと思います。
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