今回のオリックスバファローズ、選手紹介は【若月健矢】選手です。※以下、敬称略
若月選手の打席に入るまでのルーティーンを現地で撮影しています。
※僕のYouTubeチャンネルから引用しています※
オリックスファンになりたての方に向けて書いていますが、オリックスファン歴が長いぜという方にも「意外な発見」があったら良いなという想いも持って記事を作りました。




オリックス 選手紹介 若月健矢 【盗塁阻止率は甲斐キャノンより上】
生年月日:1995年10月4日
出身地:埼玉県加須市
身長・体重: 179cm 87kg
投球・打席:右投右打
ポジション:捕手
2013年ドラフト3位でオリックスバファローズ入団。
出典元:Youtube パーソルパ・リーグTV公式 実は盗塁阻止率トップ!! B若月の『ロケット級の送球』まとめ《THE FEATURE PLAYER》より引用
プロ入り前
若月健矢選手がプロ野球になるまでを振り返ります。



小学1年から野球を始める
捕手となったきっかけが「入部時に空いていたポジション」ということで、この時に捕手が空いていなかったら、オリックスの正捕手「若月」は生まれていなかったのかな。と思います。
加須平成中学時代に加須シニアで全国8強入りを果たしました。
花咲徳栄高校へ進学
1年秋から捕手でレギュラーに定着します。
捕手で1年秋のレギュラーっていうのは高校野球とはいえ珍しいような印象があります。
Wikipediaによると2年生時に監督の助言でプロ入りを志すようになったとあります。
どんな助言を受けたのかが気になります。
そして、失礼ながら今の若月のイメージとはかけ離れていますが「4番キャッチャー」として3年春の選抜高校野球大会に出場しています。
しかも、ホームランを打っています。
いかにプロの世界で打っていくというのが難しいのかが分かりますね。(しかも捕手をしながら)
若月は身体が大きくゴツイ感じなので高校時代は4番というのは納得です(体型は)
夏の甲子園には出場出来ませんでしたが、高校日本代表に選出されました。U18野球ワールドカップ準優勝を経験しました。
高校通算28本塁打
オリックスバファローズには3位指名を受けました。
高卒捕手で3位というのは「期待の大きさ」を表わしていますね



プロ入り後
ここからは若月健矢のプロ1年目(2014年)から振り返ります。
最初の2年間は芽を植え、水をやる期間。転機は2016年
2年目を終えるまで出場試合はかなり少ないです。
2015年の最終盤に捕手として先発出場を果たし4試合出場。プロ入り初安打も記録しています。
2016年(3年目)に福良監督になってから、出場機会が増えてきます。
6月から1軍登録され、少しずつ出場していき7月以降は金子千尋投手が先発の時以外はほぼスタメンマスクを任せられるようになりました。
この年、オリックスバファローズ捕手陣は偉大な記録を打ち立てました
シーズンチーム捕逸0
これは日本プロ野球史上初でした。※捕手6名で記録しています※
もっとチャンスを与えてほしかった金子千尋とのバッテリー
2017年の開幕戦。この年の開幕戦は「久々の」ホーム開催でした。
この開幕戦で金子千尋とバッテリーを組みました。
多分、若月としてもかなり気合が入っていたと思います。金子千尋とバッテリーを組めると完全な「正捕手」をほぼ手にしたようなものです。
しかし、5回までに4失点。
それだけでなく、サインが合わず金子千尋が苛立ちを見せる場面も見られました。
それ以降、バッテリーを組むことなく金子千尋は日本ハムへ移籍していきました。
この1試合だけで、見限るのはどうかなと正直思っていました。
若月は2017年、苦悩のシーズンを過ごすことになります。
結果的に、この年も(捕手)チーム最多の100試合の出場を果たしますが
攻守にわたる様々な数値が前年を下回る結果になりました。
5月ごろから球場の観客から「頼むから辞めてくれ」などのヤジが飛ぶようになりました。
確かにこの時期、現地観戦をした時に若月へのヤジを聞いたような気がします。
若月はシーズン途中「今の心境」として登場曲を中島みゆきさんの「ファイト!」に変更しました。
これをきっかけに以後の登場曲は「昭和の曲」を選んでいたように思います。
インタビューで歌詞が分かりやすい歌が好きなので昭和の歌になりやすいと語っていました。
正捕手として出場を重ねる
2018年・2019年は「正捕手 若月」として試合出場を続けました。
2018年は「帳尻合わせ(本人談)」のようなシーズン終盤に打撃で活躍し打率.245を記録。
対ロッテ 打率.400
ZOZOマリンスタジアム 打率.538
ロッテ戦になるとツイッターなどで後藤駿太と共に「ロッテキラー」として話題に上がっています。
これだけ書いていますが、若月のプロ入り初ホームランは「お化けフォーク」千賀から打っています。若月も自慢しています(笑)
2019年は「リーグ1位」の盗塁阻止率を記録しました。パ・リーグは甲斐キャノンばかり取り上げられますが、盗塁阻止率は若月ロケットの方が上だったんですね。
一方、打率に関しては記事にするのを差し控えることとします…
守備面は頼りになる
二塁送球は1.9秒を切る強肩。さらに送球の安定感も売りになっている。
プロ入りの際は、身体が強く(ケガしにくい)、努力家であることも評価されている。
鈴木バッテリーコーチは若月について
・バッターの反応をよく見れている
・元々バッターを抑える感覚を持っている
この2点をプロに入ってきたときから持っていたと才能に惚れている



人柄
ここからは野球の成績面以外にも目を向けていきます。
私生活
趣味は漫画を読むこと。
登場曲を若月が生まれる前の昭和の曲を好んでいるが、漫画についても「こち亀」「ドラゴンボール」とその傾向が出ているように感じる
2019年12月末ごろに声優の立花理香さんと結婚を発表。
立花さんも昭和生まれということで(?)
この若月の結婚から「声優の結婚ラッシュ」が始まったのでした。
オリックスの勝ち星ラッシュとなってくれれば嬉しいんだけどな・・・
まとめ
今回はオリックスの正捕手、若月健矢選手の紹介を記事にしました。
若月の使っているグローブ(ミット)には「剣と矢」が刺繍されています。
「剣と矢」→「健矢」ということです。インスタにも投稿されていました。
「打てる捕手」森友哉が同学年ということで意識しているようです。
現状は「完全な守備型」の捕手です。しかし、高校時代は4番。体型的にもパワー型ということでもう少し打ってくれると思います。
2019年のように1割台で終わるような選手ではないと信じています。
そして、意外にも(?)国際大会での経験豊富です。捕手にとって【経験】は大きな武器になるのでそれが実を結ぶ日が来ることを楽しみに待ちたいですね。
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