今回のオリックスバファローズ、選手紹介は【漆原大晟】選手です。※以下、敬称略
オリックスファンになりたての方に向けて書いていますが、オリックスファン歴が長いぜという方にも「意外な発見」があったら良いなという想いも持って記事を作りました。




オリックス オリックス 漆原大晟 【2019年ウエスタンリーグセーブ王で支配下登録】
生年月日:1996年9月10日
出身地:新潟県燕市
身長・体重: 182cm 83kg
投球・打席:右投左打
ポジション:投手
2018年育成ドラフト1位でオリックスバファローズ入団。
出典元Youtube パーソル・パ・リーグTV公式 支配下を勝ち取った‼︎ フレッシュな戦力まとめ より引用
プロ入り前
漆原大晟選手がプロ野球選手になるまでを振り返ります。



小学2年から野球を始める
粟生津小学校2年の時から野球を始めました。
吉田中学時代には三条シニアに所属し硬式野球を始めました。
中学3年春に全国大会に出場しています。
新潟明訓高校時代
新潟明訓高校に進学しました。
1年夏にチームは甲子園に出場しました。漆原はベンチ入りしましたが、出場はありませんでした。
1年秋に「背番号1」で北信越大会ベスト4入りをはたしました。
しかし、2年春の予選は再び控え投手に甘んじています。とはいえ本格派2枚看板の一角を形成しました。
高校時代、三振を取れる投手でして
2年秋の県大会で27回2/3で39奪三振(率12.69)
3年春の県大会で20回で24奪三振
という成績でした。
3年夏の県大会ではベスト4で敗れ、甲子園のマウンドに上がることは出来ませんでした。
高校時代の最速は143キロでした。
新潟医療福祉大学時代
高校卒業後は新潟医療福祉大学に進学しました。
ちなみに「健康科学部スポーツ学科」でした。
1年春から2部リーグに出場しました。
秋には1部リーグ戦で先発2番手として出場しました。
2回戦では【11者連続奪三振】のリーグ新記録を樹立しました。
※従来の記録は『8者』でした※
2年の春には抑えの役割を担いましたが、秋には再び先発としてマウンドに上がっています。
3年春は右肩肩甲骨を痛めました。
冬場に筋トレ・走り込みを重点的に行ったことで体重が5キロアップ。持ち球全ての威力と切れ味が増しました。
4年春の開幕戦で初完封を記録しました。この試合で最速151キロを記録しました。
2018年育成ドラフト1位でオリックスバファローズに入団しました。



育成ドラフトでのプロ入りとはいえ、大学入学時から「将来のドラフト候補」として注目されていました。
4年の春には複数球団のスカウトが視察に訪れていたほどでした。
大学4年の結果でプロ入りできるかどうか。という感じでした。
自他ともに認めている課題として「安定感」を挙げていました。
好投していても突如崩れて簡単に失点することがあったようです。
プロ入り後
ここからは漆原大晟のプロ1年目(2019年)から振り返ります。
早々に二軍のクローザーに抜擢
2019年4月下旬か新人ながら二軍の抑え投手に指名されました。
プロ入り前までほとんど抑えの経験はありませんでした。
夏場には疲労で体重が80キロ(公称83キロ)まで落ちるなど苦労しました。
しかし、順調にセーブを重ねストレートの最速も152キロと更新しました。
39試合 1勝0敗23セーブ 防御率3.52
★ウエスタンリーグセーブ王★
シーズンオフにはプエルトリコのウインターリーグに派遣されました。
13試合 0勝2敗3セーブ 防御率0.77
オリックスからT-岡田・鈴木優も一緒に派遣されてました。






支配下登録
2020年のキャンプ期間中である2月20日に支配下登録されました。
背番号は「127」から「65」に変更しました。
ルーキーイヤーは抑えの役割でしたが、2020年は先発として1軍のオープン戦のマウンドに上がったりしています。



人柄
ここからは野球の成績面以外にも目を向けていきます。
新潟で生まれ育った
2020年の選手名鑑の情報によると・・・
新潟県ということでお米にはうるさいようです。
ちなみに「もち肌」であることも書かれています。
育成選手の立場で!?
ルーキーイヤーの2019年、ウエスタンリーグでセーブ王のタイトルを獲得しました。
そこで、二軍の選手(しかも育成選手)では超異例と言われましたが、タイトル獲得を記念してグッズが作られました。
まとめ
今回は2019年ウエスタンリーグでセーブ王を獲得した漆原大晟選手の記事を書きました。
ウエスタンリーグセーブ王について、各チーム抑えを固定するイメージがないので継続のたまものだと思います。
しかし、継続させてもらえた成績だったとも言えます。
23セーブもそうなんですが、特筆すべきは「0敗」だと思います。
抑え投手で勝ち越しを許さなかったという点はかなり評価されて良いと思います。
それもあって、2020年になって先発として試合に出場しているのはもったいないような気持ちがあります。
二軍とはいえ「抑え」として1年間やり抜いた経験は「財産」になると思うのですがね・・・
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