今回のオリックスバファローズ選手紹介は【T-岡田】選手です。
京セラドームやほっともっとフィールド神戸で現地観戦をするとすぐに分かる「ファンの声援の違い」。
地元の大阪出身の選手ということもありファンに愛されているT-岡田選手を記事にしていきます。
個人的には貴重な1987年世代の同い年ということで、活躍してほしい選手の一人です。

オリックス選手紹介 T-岡田 【ファンに愛される浪速の轟砲】
生年月日:1988年2月9日
出身地:大阪府吹田市
身長・体重: 187cm100kg
投球・打席:左投左打
ポジション:レフト・一塁手



浪速の四天王と呼ばれた高校時代
中学時代に練習試合で推定飛距離140mと言われる場外ホームランを打っている。
そんな伝説をひっさげて大阪の「履正社高校」に進学しました。
履正社高校は「自宅から通える」という理由で選んでいます。
1年の夏から4番を打って中心選手として活躍しました。
2年夏の大阪大会で「2試合にまたがり5打席連続敬遠」など警戒されながら5試合で5本塁打。
しかし、T-岡田選手は甲子園に出場することはありませんでした。
その最大の理由は「大阪桐蔭高校」の存在でしょう。
大阪桐蔭高校には
同学年に、平田・辻内の二枚看板。2つ下に中田翔。
とスター選手が揃っていました。
インタビューでT-岡田選手が「平田・辻内がいましたから・・・」と強さを認めていました。
・高校通算55本塁打
・スイングスピードが150キロという豪快なスイング
・恵まれた体格
以上の事から「浪速のゴジラ」とマスコミから呼ばれるようになっていました。
また、平田・辻内・鶴・T-岡田の四人で「浪速の四天王」とも呼ばれ、全員がドラフト1位で高校卒業後プロ入りしています。
背番号55は本人の希望でつけることになった。
T-岡田になるまで
一年目の2006年、シーズン後半に一軍に昇格してプロ入り初安打を記録。
※初安打:楽天・山村からレフト前(2006年8月18日)
とはいえ、主な戦いの場は2軍のウエスタンリーグ。
打率.245 5本塁打 27打点 73安打(リーグ2位)
4三塁打も記録している。
リーグワーストの75三振。一塁手として2位の倍の数となる11失策。
2009年から内野手登録となる。
2軍ではホームランと打点の二冠王に輝きました。
2009年8月14日プロ入り初ホームラン。
※ソフトバンク ジャスティン・ジャマーノ投手から左中間へ3ラン
このホームランをきっかけに7本塁打を記録しました。
ヒットの3分の1がホームランと長打力を見せました。
2009年シーズンオフに新監督に岡田彰布が就任。
岡田監督から「自分と名前が同じでややこしい」と登録名変更を発案。
10月18日より球団公式サイト・携帯サイトでファンから公募を募り「T-岡田」に決定しました。
応募総数は7000通にものぼりました。
2010年から「T-岡田」としてシーズンを迎えました
この登録名変更をきっかけにしたのか、2010年ホームランキングに輝きました。
イチローとの関係
2008年1月にイチローと合同自主トレを行いました。
それまで面識は無かったんですが、イチローはT-岡田の素質を見抜いて「ペタジーニのようだ」と評している。
以降、T-岡田はイチローと何度もほっともっとフィールド神戸で一緒に練習をする関係になりました。
記憶に残るホームラン
出典元: Youtubeチャンネル professionalbaseballpa 【プロ野球パ】T-岡田の一発でオリックスが逆転勝利!勝負は第3戦へ 2014/10/12 Bs6-4F より引用
T-岡田の現時点での最高のホームランは間違いなくこれです。
2014年クライマックスシリーズ、日ハム戦の逆転スリーランでした。
ファンの記憶にいつまでも残っているこのホームラン。
2010年にホームランキングになっていますが、記憶に残る活躍を多くするようなイメージがあります。
ファンに愛されている浪速の轟砲
2019年の秋になると「FA宣言するのではないか?」
とマスコミやファンの間で話題になっていました。
「FA宣言したって、どこも獲ってくれない」という風に言われたりもしていましたが、やはりファンはT-岡田のオリックスでの活躍を祈っていました。
それが分かるのが
【2019年9月29日 ソフトバンク戦】
岸田護投手の引退試合でした。
打率.120
ホームラン1本
打点2
出場試合もここまでで19試合
と打てないうえに、出場すらしていませんでした。
しかし、この日に一軍登録されました。
終盤の無死満塁のチャンスで代打として登場したT-岡田。
京セラドームのファンは待ってましたと大声援を送ります。
Youtubeに数多くの動画が挙げられています。
僕もあの試合は現地観戦していましたが、写真を撮るのをやめるほどの大声援で球場全体の一体感はすごかったです。
公式の動画が無いのでこの記事には載せることは控えておきますが、観てほしいと思います。
・泣いた
・まるで引退試合
・この時の一体感はヤバかった
というものがいくつも見られました。
この打席を振り返ってのT-岡田のインタビューがありました。
出典元:Youtubeチャンネル Full-Count 【独占映像】オリックス・T-岡田外野手の自主トレに密着 語った復活への想い より引用
この声援がきっかけで「オリックス残留」を決めたということも本人から発表がありました。



まとめ
オリックスファンの誰からも愛されている「T-岡田」選手の紹介を記事でしてきました。
昨年の最終打席は涙しながら見ていた人も多いと思います。
その打席で残留を決めてくれて、さあ今年!
という感じだったのですが残念ながらまだ開幕が出来ていません。
キャンプ・オープン戦となかなか良さそうな結果だったので特に残念です。



T-岡田 あえての下位打線
6・7番くらいで楽な気持ちで打てば結果を残すのではないか・・・
というファンの分析もあり、T-岡田を思いやる気持ちもある
・T-岡田の残留が最大の補強
・浪速の轟砲の復活がオリックス優勝の近道
という期待も背負っている選手です。
ファンに愛されている選手というだけでなく
ファンの期待に応えてくれる選手にもなってほしいです。
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