今回のオリックスバファローズ、選手紹介は【鈴木優】選手です。※以下、敬称略
※僕のYouTubeチャンネルから引用しています※
オリックスファンになりたての方に向けて書いていますが、オリックスファン歴が長いぜという方にも「意外な発見」があったら良いなという想いも持って記事を作りました。




オリックス 鈴木優 選手紹介【都立高校からプロ入り】
生年月日:1997年2月5日
出身地:東京都目黒区
身長・体重: 181cm 81kg
投球・打席:右投右打
ポジション:投手
2014年ドラフト9位でオリックスバファローズ入団。
出典元Youtube パーソル・パ・リーグTV公式 鈴木優 猛牛打線に火をつけた!! 『ノーヒット投球』でプロ初勝利!!《THE FEATURE PLAYER》 より引用
プロ入り前
鈴木優選手がプロ野球選手になるまでを振り返ります。



小4で野球を始める
目黒区立不動小学校4年生時に「不動パイレーツ」で野球を始めました。
当時はピッチャーとショートをしています。
中学進学後、軟式野球部に所属しますがクラブチームの「目黒バックス」で捕手としてプレーしました。部活とクラブチームの両立って出来るのかと驚きました。
雪谷高校時代
高校進学して1年の夏からベンチ入りしました。
2年の秋からエースの座を獲得しています。
2年夏の甲子園の東東京予選では初戦から3試合連続の完封勝利(いずれも7回コールド)を記録しました。
5回戦で二松学舎大学付属高等学校にサヨナラ負けを喫しています。
3年夏の甲子園の予選では準々決勝に進出しました。
9回を投げて6奪三振ながら9安打5失点で関東第一高校に敗れました。
しかし「都立の星」として脚光を浴びることとなりました。
2014年ドラフト9位でオリックスバファローズに入団しました。



当時のスカウトは「練習環境が劣る中で成長してきた。(プロ入りして)専門的なトレーニングをしたらどこまで伸びるのか」など複数球団から興味を示されており、将来性を期待されているコメントが多かったです。
プロ入り後
ここからは鈴木優のプロ1年目(2015年)から振り返ります。
ルーキーで1軍のマウンドを経験
年間を通してウエスタンリーグ公式戦に30試合に登板しました。
7月に倉敷マスカットスタジアムで予定されていたフレッシュオールスターの選抜メンバーに入っていましたが、史上初となる天候不良による中止となりました。
基本的に屋外でしているイメージのあるフレッシュオールスターが天候不良による中止が史上初とは意外でした。
9月30日の西武戦(京セラドーム大阪)で9回表にプロ入り初登板をしています。
オリックス226事件の試合に登板
2016年にあったオリックスファンの悪い思い出「226事件」
ソフトバンクを相手に22-6のスコアで負けた試合ですが、鈴木優はその試合に中継ぎ登板しています。
すでに12点差をつけられた場面で登板しますが、1回1/3で6失点を喫してしまいました。
ウエスタンリーグ公式戦では19試合に登板しました。
前年に挙げられなかった初勝利を挙げています。
年間では4勝5敗、防御率6.25を記録しました。
2017年以降は二軍で安定した成績を収める
2017・18年は1軍での登板はありませんでした。
しかし2軍ではどちらの年も30試合以上登板しています。
防御率が2.43(2017年)2.14(2018年)という成績でした。
2019年は7月10日の楽天戦で1軍初先発がありました。
家族を招待していましたが、2回1失点という内容で降板となりました。
2軍では22試合で6勝3敗、防御率2.81でした。
シーズン終了後T-岡田、漆原大晟とともにプエルトリコのウインターリーグに派遣されました。現地の野球を楽しむ姿勢に大きく触発されたそうです。



2020年エースの緊急事態をうけて1軍登板
記憶に新しいのですが、2020年7月1日の西武戦で5回ノーヒットピッチングでプロ入り初勝利を収めました。
都立高校から直接プロ入りした投手による「史上初」の勝ち投手となりました。
その前回登板ではエース山岡の緊急降板の後を受けて登板していました。
オープン戦・練習試合では「雨男」と呼ばれるほど登板予定日が雨天中止や試合そのものがなくなるなど登板機会に恵まれていませんでした。



人柄
ここからは野球の成績面以外にも目を向けていきます。
プエルトリコへの派遣がきっかけ
プロ入り初勝利のコメントで「勝負の年なので、どうせなら楽しもうと思った」とあります。プエルトリコのウインターリーグでは「野球を楽しむ姿勢」に感銘を受けたというのが良かったのかもしれません。
2019年までの一軍での登板はいずれも失点を許していました。
鈴木本人が話すには「マウンドで考えすぎていた」というのがあるそうです。
そうなるとプエルトリコに行ったということが鈴木自身の人生をかえるきっかけになっていると思います。
プロ入りの契約は豪華会場で
2014年のドラフト9位でオリックスに入団しますが、その契約の会場となったのは目黒雅叙園というところだそうです。
日本初の総合結婚式場とのことで、会見場は普段は2時間20万円だそうです。
鈴木の仮契約の時は知人を通じて10万円の特別価格でした。
まとめ
今回は、都立高校からプロ入りした投手で史上初となる勝ち投手となった鈴木優選手の紹介記事を書きました。
去年くらいから、2軍ではもう充分に結果を残している状態でしたが1軍では登板もかなり少なく結果も残せていませんでした。
2020年シーズン最初から大型連敗を止めた「都立の星」は「オリックス希望の星」となっています。
かなりのイケメンでもありそういう人気も集めそうな予感がありますが、今後の活躍がどれくらいになるのか楽しみです。
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