今回のオリックスバファローズ、選手紹介は【小田裕也】選手です。※以下、敬称略
※僕のYouTubeチャンネルから引用しています※
オリックスファンになりたての方に向けて書いていますが、オリックスファン歴が長いぜという方にも「意外な発見」があったら良いなという想いも持って記事を作りました。




オリックス 選手紹介 小田裕也【ケガに泣かされてきたチーム屈指のイケメン選手】
生年月日:1989年11月14日
出身地:熊本県八代市
身長・体重: 172cm 75kg
投球・打席:右投左打
ポジション:外野手
2014年ドラフト8位でオリックスバファローズ入団。
出典元:Youtube パ・リーグTV公式 【ドンピシャ】小田裕也『芸術点の高い好返球』 より引用
プロ入り前
小田裕也選手がプロ野球選手になるまでを振り返ります。
高校卒業までは情報量が少なかったのであまり記事にできませんでした。



高校卒業までをさらっと振り返る
小中学校は地元の学校を卒業しました。
高校は九州学院高校に進学しています。甲子園の出場は叶いませんでした。
東洋大学時代
大学4年の時に東都大学野球リーグで春季に外野手のベストナインを獲得しました。
秋季には2季連続となるベストナインと首位打者を獲得しました。
首位打者を獲得した時の打率は.360でした。
6月に行われた全日本大学野球選手権記念大会の決勝。慶應義塾戦で(現・中日)福谷からサヨナラツーランホームランを打ちました。
大学時代の同級生に鈴木大地・藤岡貴裕がいました。
日本生命へ進む
日本生命では1年目から公式戦に出場しています。
その1年目に出場した都市対抗野球大会ではセンターとして2試合に出場しましたが、3打数ノーヒットでした。
社会人野球日本選手権大会では3試合に出場。10打数6安打1本塁打4打点の活躍をみせて大会優秀選手に選ばれました。
この大会の1回戦「JR四国」を相手に社会人初本塁打を記録しています。
日本生命時代の同級生として(現・巨人)小林誠司・(現・ロッテ)井上晴哉がいました。
2・3年目は「1番センター」として試合に出場しましたが、打撃面では目立った活躍は出来ていませんでした。
しかし、2014年のドラフト8巡目でオリックスバファローズに指名されました。
当時のスカウトのコメントを見てみると「守備・肩・盗塁が出来る走力は一軍レベルの選手とあります。
ドラフト8巡目ということで「打撃が化けてくれたら・・・」という感じでの指名だったのではと推測できます。
その翌年から、チームの窮地を救う救世主として活躍を見せるとは良い意味で期待を裏切ったのではないでしょうか。



プロ入り後
ここからは小田裕也選手のプロ1年目(2015年)から振り返ります。
ドラフト8位の選手がチームの救世主になった
プロ1年目(2015年)の春季キャンプから一軍スタートとなりました。対外試合やオープン戦でアピールをして開幕一軍を勝ち取りました。
しかし、3月30日に出場が無いまま登録抹消となっています。
再び一軍登録されたのが8月5日でした。
同じ日のロッテ戦で「2番ライト」でプロ初スタメン・初出場を果たします。
プロ入り初の打席は「投手への犠打」
2打席目にプロ入り初安打となるライト前ヒットを打ちました。
その試合をきっかけに連日のように活躍をしてスタメン出場を続けました。
31試合 打率.326 2本塁打 6打点 6盗塁
この年は前年の2位を受けてかなり期待されてのシーズンでした。
しかし、シーズン当初から勝てないチーム状況から「期待外れ」な年でした。
そんな年の夏に現れた「ドラフト8位の救世主」にファンは少なからず来年以降の希望を見たものでした。
ちなみに、この年は小田の同期入団の「ドラフト7位」の西野真弘も救世主的な活躍を見せておりオフにFAで大補強した翌年にドラフト下位指名のルーキーがチームを救うというような状況でした。



地獄を見た2016・17年
1年目の「まさか」の活躍を見てファンは2016年以降の活躍を夢見ていました。
しかし、なかなかうまいことは行きませんでした。
78試合 打率.137 0本塁打 3打点 4盗塁
★打点3のうち2点ははサヨナラ安打・サヨナラ犠飛によるもの★
1年目を上回る78試合に出場しましたが、ほとんどが「守備固め」や「代走」でした。
43試合 打率.059 1安打 盗塁0
この年は前年を上回る地獄っぷりでした。シーズン唯一のヒットもシーズン後半に出ました。
ケガとの闘いになった2018・2019年
近2年間は打撃面でも少し結果を残せるようになりました。
特に2018年は交流戦の時期にかなり活躍していましたが、その交流戦の守備でダイビングキャッチを試みた際にケガをしてしまいました。
小田の印象として「イケメン・俊足・守備が神・調子が良いとケガをする」というのがあります。
この4つ目がチームにとってホントに痛い。
2018年の戦線離脱の時期は本当に痛かったです。交流戦明けに誤審による負けからチームが崩れていったのでその痛手を余計に痛感した記憶があります。



人柄
ここからは野球の成績面以外にも目を向けていきます。



2016年秋季キャンプで聞こえてきた会話
四国在住のオリックスファンと言うことで秋季キャンプには比較的行きやすいです。
その秋季キャンプデビューが2016年でした。
サインがもらえるチャンスが多いということと同じくらい驚いたのが、選手までの距離が近いため、コーチと選手の会話が聞こえることがあるということでした。
秋季キャンプ最終日に行ったときのこと、その日の練習中
トスバッティングをしている小田とコーチの会話が聞こえてきました。
コーチ「もう(キャンプも)終わるな・・・」
小田「そうっすね。でもこれからの2ヶ月が大事ですよ」
と顔だけでなく、声と内容もイケメンでした。
それを聞いてプロとしての意識が高いなと思って2017年シーズンはかなり期待したものです
・・・ですが、2017年は1安打しか打つことが出来ませんでした。
チームメイトの誰もが認めるイケメン
オリックスの公式ガイドブックで選手間のアンケートが必ずあります。
そのコーナーで「男前ランキング」というものがあり
そこに小田は当然のようにランクインしています。2020年のランキングでは2位に大差をつけて1位になっています。
そんな小田も2019年オフに結婚を発表しました。
2020年選手名鑑に「オフに結婚を発表し、オリ姫から悲鳴」とあります。
オリックスのイケメン選手が結婚すると「オリ姫から悲鳴」というようなコメントが必ず掲載されます。
※2019年は「山崎福也」・・・「オリ姫を落胆させた」※
オリックス入団時のコメント
オリックス入団時のコメントで「華々しい選手というよりは相手チームに嫌な選手だと思われたい」とコメントしています。
打力より、守備や走塁で魅せる選手だという特徴もあってこのコメントになっていると思います。
新人選手とイチローの合同自主トレはオリックスの1月の名物となっているが、その時に小田はイチローとキャッチボールをしている。
イチローとのキャッチボールは野球経験者なら死ぬまでに一度はしてみたい
というレベルのものです。
当時のコーチの話になるがイチローは小田の肩を絶賛していたらしい。
確かに小田の強肩はチームのピンチを何度も救っている。
まとめ
今回は「ドラフト8位」から1年目に大活躍を見せた小田裕也選手の紹介記事を書きました。
オリックスファン以外にはまだ認知されていない可能性もあります。
活躍する期間が短いというのとケガで戦線を離脱するのが原因かと思います。
とはいえ、抜群のルックスを持っていますのでヒーローインタビューはもちろん試合出場が増えるとファンも自然と増えるような選手です。
たらればですが、ケガをしていなければ2018年はどれくらいの結果を残していたのかと思わせる内容でした。
秋季キャンプでの「これからの2ヶ月が大事っすよ」という意識高い系の発言もあり今後の活躍を信じても良いのではないかと思います。
最近はオフでも身体を動かす選手が多いようですが、コーチから言われて即答で答えていたので期待したいです。初めて行った秋季キャンプで聞こえてきたというのもありますが・・・
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