今回のオリックスバファローズ、選手紹介は【K-鈴木】選手です。※以下、敬称略
★鈴木康平が本名です★
オリックスファンになりたての方に向けて書いていますが、オリックスファン歴が長いぜという方にも「意外な発見」があったら良いなという想いも持って記事を作りました。




オリックス 選手紹介 K-鈴木【ドラ1候補が2巡目で指名出来た】
生年月日:1994年1月21日
出身地:千葉県鎌ケ谷市
身長・体重: 186cm 88kg
投球・打席:右投右打
ポジション:投手
2017年ドラフト2位でオリックスバファローズ入団。
出典元:Youtube パ・リーグTV公式 全て見せます!! K-鈴木の 「KKKKKKKKK」 より引用
プロ入り前
K-鈴木選手がプロ野球選手になるまでを振り返ります。



幼稚園の頃から野球を始める
幼稚園の頃から軟式野球のチームに入って野球を始めました。
鎌ケ谷中学時代は鎌ケ谷シニアに所属しています。
千葉明徳高校に進学して本格的にピッチャーに転向しました。
2年秋の県ベスト8入りをした時に主戦投手として活躍。
148キロのストレートで一躍注目を集めました。
高校時代からすでにプロ球団に注目されており9球団が集結した試合で
11イニング 18安打 5四死球 6失点で完投するという粘りの投球を披露しました。
高校卒業の段階で中日・広島などプロ複数球団から注目されましたがプロ志望届を出さずに大学進学を選びました。
国際武道大時代
大学1年の秋からリーグ戦に出場しました。2年生になると「先発2番手」として起用され始めます。
2年の秋でチーム最多の5勝(1完投)、防御率1.79(3位)の好成績を記録しました。
その後右肩腫瘍の除去手術を受けました。3年時はその影響もあり計5試合のみの登板となります。
4年春のリーグ戦では4勝(1完投)2敗、最多となる54三振の成績を納めました。
国内外のスカウトから注目され、プロ志望届を提出しましたがドラフト指名はされませんでした。
日立に入社
1年目から先発とリリーフとして計9試合に登板します。
リリーフでの登板が6試合でしたが、10月の完投リーグで初完投勝利を収めました。
2年目の都市対抗予選では主戦格を担いました。
二大大会通算5試合 1勝2敗 防御率3.97
ドラフト前は「ドラフト1位で消える選手」と評価するスカウトも複数いました。
「先発型の右腕」でトップクラスという評価もありました。
2017年ドラフト2位でオリックスバファローズに入団しました。



プロ入り後
ここからはK-鈴木のプロ一年目(2018年)から振り返ります。
春季キャンプは1軍スタート
春季キャンプは1軍スタートでしたが、公式戦は二軍で迎えました。
1軍初登板は5月19日の西武戦(ほっともっと神戸)でリリーフとしての出場でした。
8月21日の楽天戦で初先発を経験。
しかし、一軍での登板は4試合で勝敗はつきませんでした。防御率8.59でした。
ウエスタンリーグでは前半がリリーフが中心。後半は先発として登板しました。
通算投球イニング88回1/3でリーグ2位となる79奪三振でした。
シーズン終了後にはフェニックスリーグやアジアウインターリーグに参加。
アジアウインターリーグでは3試合(内2試合先発)で防御率1.15を記録しました。
2年目 先発ローテーションをつかみかける
2年目もレギュラーシーズンは二軍でスタートしました。
開幕から5試合の登板で防御率0.77を記録。ソフトバンク(二軍)相手に被安打3の完封勝利を挙げたことにより一軍のマウンドを勝ち取りました。
4月28日と5月11日の2試合で先発しどちらも7回無失点と好投しましたが、リリーフ陣が逆転を許してしまい初勝利は出来ませんでした。不運としか言えません。
5月18日の西武戦で初勝利をマークしました。
19試合(全て先発) 4勝6敗 防御率4.31
イニング102回1/3 チーム3番目の多さ
4勝はすべてドーム球場(京セラ3勝 ヤフオクドーム1勝)



人柄
ここからは野球の成績面以外にも目を向けていきます。
「K-鈴木」の由来
オリックス入団時、名前の読みが全く同じ「鈴木昂平」選手がいました。
球団から「K-鈴木」という名称で登録することを打診されました。
Kは名前のローマ字表記の頭文字というのが由来だが、本人がこだわっている「三振」の略称にもあたることからこの打診を快諾しています。
2019年オフに「鈴木昂平」選手が戦力外通告を経て二軍野手コーチ補佐に転身することになりましたが、K-鈴木という登録名の使用を続けることを発表しています。
オフに相撲部屋に弟子入り
2019年は結果的にチーム3位のイニング数を投げましたが、先発ローテーションに入ったと言い切れる内容ではありませんでした。
防御率も4.31で与四球率も4.31で課題が明らかです。
これを受けて「初動負荷理論」を採用し大相撲・武蔵川部屋に弟子入りしました。
チームメイトの佐野皓大選手も相撲部屋に弟子入りしていた過去があったと思います。
オリックスの選手に多いような印象ですが、野球以外のスポーツの人に教わりに行くケースが目立ちます。
山本由伸・・・やり投げ
吉田正尚・・・室伏浩二さん(ハンマー投げ)
K-鈴木、佐野皓大・・・相撲部屋
⇩野球以外のスポーツを自主トレに取り入れている選手⇩









まとめ
今回は、ドラフト1位で消えると言われていたが2位で指名できたK-鈴木投手の紹介記事を書きました。
チーム3位のイニング数を投げていたというのが正直以外でした。
先発ローテーションに一応入ってはいるけど、安心感は持てていませんでした。
四球でいきなり崩れるという場面をよく目にしている印象もあります。
2軍での防御0点台ということで「よくいる1.5軍の選手」というのが現状だと思います。
オリックスに多いタイプになってしまっていますので、2020年以降そのキャラからの脱却を期待します。
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