今回のオリックスバファローズ、選手紹介は【左澤優】選手です。※以下、敬称略
オリックスファンになりたての方に向けて書いていますが、オリックスファン歴が長いぜという方にも「意外な発見」があったら良いなという想いも持って記事を作りました。




オリックス 左澤優【中学時代、神奈川県連覇 野球以外は右利き】
生年月日:1994年12月28日
出身地:神奈川県相模原市
身長・体重: 172cm 75kg
投球・打席:左投左打
ポジション:投手
2018年ドラフト6位でオリックスバファローズ入団。
出典元Youtube BsTV-オリックス・バファローズ公式 新人合同自主トレ 左澤優投手 より引用
プロ入り前
左澤優選手がプロ野球選手になるまでを振り返ります。



小学校1年から野球を始める
串川小学校時代に軟式野球を始めました。
串川中学時代に「相模原南シニア」に所属しています。
2年時からエースとしてチームを引っ張り、2年・3年時には神奈川県大会優勝をしています。
3歳の時に右肘の脱臼がきっかけで左投げとなりました。
横浜隼人高校時代
1年の時からベンチ入りをしています。
背番号11の控えとして3年春の県大会に挑み、5試合19イニング自責点0の活躍で春初優勝を果たしました。
優勝した大会では東海大相模高校を相手に2イニング0封・横浜高校を相手に3.2イニング0封と強豪校を相手に好リリーフを見せました。
3年夏の県大会では3試合14イニングで14奪三振と力投しましたが、ベスト8で敗退しています。
高校時代の最速は139キロで甲子園の経験はありません。
2学年下にオリックスでチームメイトになる宗佑磨がいました。



横浜商科大学時代
大学進学後は1年春からリーグ戦に出場しました。
2年秋にはエースの座を掴み、最多となる5勝(5完投2完封)、防御率1.48で最優秀投手に輝きました。
1試合14奪三振をマークするなどしました。プロ入り以降は完全にリリーフですが、5完投というところにプロ野球選手だなと思います。
3年春以降の3シーズンを計5勝で終えましたが、4年の秋に4季ぶりの最優秀投手を受賞しました。
17勝のうち12完投(7完封)219.2イニング、防御率2.13
JX-ENEOS時代
社会人野球のJX-ENEOSで1年目から公式戦に出場しました。
ルーキーイヤーからリリーフとしてチームを支えました。
MHPS(三菱日立パワーシステムズ)の補強選手として都市対抗本大会出場を果たしました。
準々決勝のJR西日本戦にリリーフで登板し、全国の舞台でテンポの良い投球を披露しました。ランナーを背負いながら3奪三振で2イニングを被安打1、四死球3の無失点に抑えました。
2年目の6月のオープン戦で147キロをマークし同じ年の7月、再びMHPSの補強選手として都市対抗に出場しました。
1回戦では1.1イニングを2奪三振で無失点の好リリーフでしたが、2回戦では1イニング3四死球で3失点と乱れ敗退しました。
2018年ドラフト6位でオリックスバファローズに入団しました。



オリックスのスカウトからは、1軍ですぐに需要のある投手。打者に向かっていく強気の投球が持ち味と評価されていました。
左澤本人は牽制とフィールディングにも自信をもっています。
「色々な方への感謝の気持ちを忘れず、人々の心を動かせるような投手になりたい」と語り、年間60試合登板を目標に掲げました。
プロ入り後
ここからは左澤優のプロ1年目(2019年)から振り返ります。
少ない試合数ながら1軍で好投
ルーキーイヤーとなる2019年、開幕を二軍で迎えました。
5月4日のソフトバンク戦でプロ入り初登板。
デビュー戦は1イニングの登板
2四球を与えてしまいましたが、無失点。(打者5人)
その後5月12日まで無失点に抑えました。
1軍での登板は4試合のみでしたが、3イニングを被安打1の無失点という成績でした。
ウエスタンリーグでは
21試合 23イニングで0勝0敗、防御率5.09という成績でした。



人柄
ここからは野球の成績面以外にも目を向けていきます。
珍しい名前
「左澤(ひだりさわ)」という名前は全国で約60人ほどしかいない珍しい苗字です。
左澤の両親の出身である岩手県でも2軒のみということです。
野球だけ左利き
愛称は「ヒダリ」だそうです。
左投げの左澤ということで覚えやすさがあります。
子供の頃、右肘を脱臼した影響で野球を始めた時から左投げ左打ちでした。
まとめ
今回は、全国で60人くらいしかいない珍しい名前の左澤優選手の紹介記事を書きました。
2020年シーズンは7月24日現在、1軍での登板はありません。
昨年4試合(3イニング)を無失点に抑えていますので、プロ入りしてまだ無失点ということになります。
オリックスとして山田修義・齋藤綱紀とリリーフの左腕はなんとか1軍で結果を残しています。そこに割って入る活躍が今後出来るかにかかっています。
中継ぎの中で左腕の人数制限はないので、1軍リリーフ陣に入れるか注目です。
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