オリックス 無観客オープン戦 2月29日 VS日本ハム
日本ハム4x-3オリックス

【総評】
9回裏に逆転サヨナラ負け。
という去年の開幕戦とかなりダブル結果になってしまった。
オープン戦だから勝ち負けは関係ないじゃない?という意見もあるかもしれないが、過去を振り返ってみるとなんだかんだでオープン戦での順位も影響している。
開幕投手が決定している山岡は文句なしの投球で良かった。ヒギンス・漆原は次へ期待したくなる内容が続いている。特にヒギンスはオリックスファンの悪夢「コーディエ」の残像を振り払うような活躍をシーズンでもしてほしい。



無観客について
ありきたりではあるが「普段聞こえない音・声」が聞こえてきて個人的には楽しめた。
先発投手の初球、2球目のカメラのシャッター音がよく聞こえた。しかもうその量の多さに驚いた。なぜか、オリックス山岡の時は無かった…
途中から、実況がうるさく感じるくらい打球音や捕球音などを楽しめた。
無観客試合によって選手間での呼び方が分かった(これは結構嬉しい)
安達は「りょうさーん」
杉本は「ラオウさーん」
とはいえ、日本一と言われることもある「オリックスの応援歌」が聞けないのはなんとも寂しい。オリックスの応援歌で一番の特徴と思っているのが「歌詞に選手名が入っていない」という点。
つい先日、発表された福田周平選手の応援歌も選手名は入っていなかった。そのおかげで、覚える難易度は激高なのだが・・・。応援歌の無い野球観戦は良いとこもあれば寂しい部分もある。これだけ静かな球場での野球を見るのはもうこの先無いかもしれないので、無理やりにでも楽しもうと思う。
選手別一口メモ
T-岡田・・・2回のホームランは打った瞬間分かるもの。乾いた打球音で、外野手は追わなかった。飛距離も充分。2安打目もセンターのフェンス最上段に直撃の当たり。活躍するとオリックスファンが一番喜ぶ選手なのでこの活躍は嬉しい。
宗佑磨・・・状態良くないような感じ。実況の近藤アナウンサー「去年、外野にコンバートされた」ではなく、2018年から外野手です。(外野手登録なら去年)
福田周平・・・センターのみ前進守備のような福田シフト?良い当たりの打球が多い。
山岡泰輔・・・開幕投手が決定しているが、それにふさわしい投球だった。
若月健矢・・・今日2安打。去年もオープン戦良かった記憶が・・・去年より「少し」で良いから打ってほしい。高校時代は4番でキャッチャーだった選手。
村西良太・・・ボール球が多いということはなかったが、ストライクとボールがはっきりしていた。ストライクは甘い所が多かった。
宜保翔・・・これからの結果次第だが、開幕一軍はもちろんスタメンもあるのではないかと思える予感はある。とはいえ、安達の壁は厚く高い。
ヒギンス・・・今の所ほぼ完ぺきな結果。背番号と投手のタイプ的にどうしても「コーディエ」を連想してしまう。個人的に新外国人選手がオープン戦でいかにパーフェクトでも信用するなという戒めのいみで「コーディエを忘れるな」という合言葉を肝に銘じているがこれからどうなるか
漆原大晟・・・オリックスファンでも一部しか知らない「未来のクローザー候補」ストレートを中心に投げていた。ヒットはあったがヒット性の打球では無かったように見える。これから変化球一つ武器になるものがあれば飛躍はすぐそこだと思う。
今日の後藤駿太
宗にヒットが出ていない間に、ヒットを積み重ねて開幕スタメンを近づけたいところなのだが、同じく駿太もヒットが出ていない。
シーズン通して出場すればゴールデングラブ間違い無しと言える守備力があるので、宗と同じくらいの打撃成績でも駿太が使われると思う。シーズン中盤には「一番センター駿太」で出場を続けるような姿を見たいもの。
『最後に日本ハムについて』
センターだけ前進守備というシフトをしいているのを福田だけでなく、駿太の時もしていた。斬新な守備シフトを敷く日本ハムだけに今後も楽しみだ。
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