
オリックスバファローズ 外国人選手 振り返り 過去5年
2016年
◎エリック・コーディエ
◎ブレント・モレル
◎ブライアン・ボグセビック
この年の新外国人3選手は開幕前は「3人とも活躍しそうで優勝間違いない・・・」と思わせてくれるオープン戦の内容でした。
特に「エリック・コーディエ」
オープン戦は一人のランナーも出さずにパーフェクトでした。「160キロを超える速球」でキャンプのブルペンから取材陣が殺到していました。
しかし、開幕すると・・・
開幕試合でいきなりのセーブ失敗。ランナーを出すと脆さを露呈してしまいました。
4月半ばには守護神をはく奪されその後はパッとせずシーズン途中に退団していきました。
「ブレント・モレル」
寡黙な印象が強かったですが、選手の間でも寡黙なキャラでいじられていました。どこからどうみても真面目な性格でファンから愛されていました。
2017年までプレイしており特に二年目は勝負強い打撃を見せていましたがその年が最後の姿となりました。
「ブライアン・ボグセビック」
俊足の外野手として期待されました。
試合開始前のBsgirlsのパフォーマンス中に外野グラウンドで身体を動かしている姿が印象的でした。
2017年
◎フィル・コーク
◎マット・ウエスト
◎ゴンザレス・ヘルメン
◎ダリル・ジョージ
◎ステフェン・ロメロ
◎クリス・マレーロ(途中入団)
この年はやはり、ロメロ・マレーロの二人ですね。2019年までオリックスファンに愛された存在で活躍してくれました。
「ステフェン・ロメロ」
ここ数年の外国人野手で一番の活躍・人気でした。2020年からは楽天でプレーすることになります。
ケガが無ければ・・・こう思わずにはいられない成績でした。オリックスへのチーム愛も感じられただけに昨年末の「契約白紙」のニュースに残念に思ったオリックスファンも少なくありません。
「クリス・マレーロ」
ホームベースを踏み忘れた男
と聞けば「あの人か」と分かる人もいるのではないでしょうか。確実性は無いイメージがありますが、途中入団となった2017年の打率は「.290」。相手チームからのマークがきつくなってからはそれに対応できていないような成績になってしまいました。
2020年シーズンからオリックスに入団する「アダム・ジョーンズ」にオリックスを勧めた功労者でもあります。
「フィル・コーク」
ガッツあふれる先発左腕でした。入団早々チームメイトを鼓舞する姿を頼もしく思ったファンも多くいます。
シーズン途中にケガで退団となりました。帰国後「ナックルボーラー」になったと小耳にはさみましたが今どうしているのか気になります。
「ダリル・ジョージ」
育成契約で入団しました。1年目秋季キャンプでスコアボードに直撃するホームランを打ちパワーを期待されましたが、一軍起用はありませんでした。
2018年
◎アンドリュー・アルバース
この年の新入団外国人選手はアルバース一人のみでした。(意外な印象)
「アンドリュー・アルバース」
2020年シーズもオリックスの一員として戦ってくれます。
2018年シーズン前半はアルバースがいなければ恐ろしいと思うくらいアルバースの安定感は魅力でした。人柄もファンに好かれオフシーズンはカナダに戻り「教師」として活動していました。「アルバース先生」グッズも発売されています。
ピッチングスタイルとしては積極的にストライクを投げ込んでいくもの。
なぜか打てない140キロそこそこのストレートが武器
2019年
◎タイラー・エップラー
◎ジョーイ・メネセス
◎スティーブン・モヤ(途中入団)
「ジョーイ・メネセス」
開幕前に侍ジャパンの壮行試合でメキシコ代表として出場しました。侍ジャパンの吉田正尚と同時に大活躍して「今年のオリックス優勝」なんていうツイートが散見されました。
しかし、開幕するとあまり活躍出来ませんでした。
グローブの手入れが出来ておらず、ボールがグローブからこぼれたり
禁止薬物が陽性反応・・・(以下略)
「スティーブン・モヤ」
メネセスの退団後に中日から途中入団しました。
オリックス移籍後1打席目にホームランというインパクト絶大なデビューを飾りました。
中日在籍時から「真面目な」選手として有名でした。日本野球への慣れは心配ないと思うので今年さらなる活躍を期待です。
「タイラー・エップラー」
大活躍はしていませんが「エップラー効果」という言葉が生まれたように
同点の場面でエップラーが登板して二日連続で勝ち投手になったことがありました。
その時期が最初で最後の活躍と言うことになってしまいました。
2019年シーズン終盤での登板では来季の契約を勝ち取るための「気合のピッチング」で抑えていましたが、退団となりました。
2020年
◎アダム・ジョーンズ
◎アデルリン・ロドリゲス
◎タイラー・ヒギンス
なんといっても「アダムジョーンズ」ですね。バリバリのメジャーリーガーという触れ込みで普段はオリックスに見向きもしないマスコミも取材に押し寄せています
「アダム・ジョーンズ」
キャンプイン早々に「外野手食事会」の代金を支払い、球団公式のインスタグラムでラーメンを食べる姿を公開したりとチームに溶けこもうとしている姿に好感を持てます。
「どうやら人格も神のようだ」というツイートやコメントを散見されています。
日本野球にどこまで対応できるのか期待を込めてみていきたいと思います。
「アデルリン・ロドリゲス」
背番号+見た目から「ペーニャ」を思わせる選手。OBからの評判も良い。
サードの守備がこなせるのなら「オリのA・ロッド」として名を馳せるかもしれない。
「タイラー・ヒギンス」
速球派右腕です。どうしても陰に隠れがちな新入団選手です。
150キロを余裕で超える力強い速球がどこまでコントロール出来るのか。
コーディエと同じ背番号52ということでオリックスファンの悪しきイメージを覆せるか
レジェンド外国人選手
◎ブランドン・ディクソン
2013年からオリックスに入団しています。
昨年(2019年)は途中からクローザーとして活躍しました。
オリックスへのチーム愛も有名です。奈良県が好きということで長女の名前は「ナラ」ちゃん
いつぞやのヒーローインタビューで家族と共にお立ち台に上がり「ナラちゃん、3サイ」と大観衆に紹介していました。
本人は日本人登録を目標にしており注目です。
オリックスに所属して今年で8年目。その間Aクラスも1度のみ・・・
よくずっとチームを愛してくれているなと感謝しかありません。
まとめ
当たりはずれの差が大きいのが外国人選手と言うもの(どのチームでも)
そんななかでも、まだわりかし優良助っ人が多いのではないでしょうか。
ロメロ・マレーロの退団で外国人選手が一気に変わった印象を受けます。
アダム・ジョーンズばかりが取り上げられている現状ですが、周りへの好影響も期待できる状況のように感じています。2020年どんなシーズンになるのか楽しみにしています。