1.投資しないよりはした方が良い
2.ベストじゃなくて良い、ベターで良い
3.「老後のお金を作る」という長期的な目線で考える
4.全世界に満遍なく投資する
「日本人は投資をしない」
投資をする日本人がよく言う言葉です。
日本人・・・預貯金(50%) 投資信託など株(15%)
アメリカ人・・・預貯金(15%) 投資信託など株(50%)
大体これくらいの差があると思ってください。
国によってここまで違いが出るものなのかと驚きました。
今回は日本人が投資をしない理由について考えられるものを上げていきます。
日本人が投資しない理由
①投資を「悪」だと思っている
②投資のことが分からない、怖い
③投資をするだけのお金を持っていない
④元本割れを必要以上に怖れている
一つずつ見ていきます
①投資を「悪」だと思っている
投資=ギャンブル=悪
こういう式が日本人の多くの人の中で成り立っています。
だから、投資をしている人は悪い人だ。ひどい場合「犯罪者」呼ばわりです。
しかし、お金の勉強をちゃんとしている人は『投資=ギャンブル』ではないことを理解しています。
投資の中には「極めて負ける(損を出す)確率を低くする方法」があることを勉強をした人は分かっています。だから、投資を「悪」だと感じることはなくむしろ進んで投資をしています。
②投資の事が分からない・怖い
子供のころから、親や親戚から「○○くんはお年玉をちゃんと貯金してえらいね」
というようなことを言われて育ってきた人も多いと思います。
このような環境なので、賢い人は「コツコツ貯金をする」という認識があります。
そもそも日本は子供の頃に「お金の勉強」をする環境がありません。だから、「投資」への知識が無いまま大人になるため、子供に「コツコツ貯金しなさい」と言うしかないのです。
人は知らない事を「避ける」傾向がある
というのを聞いたことがあります。確かに、前例がないことを言い出す人を無条件で否定してしまいますよね。
お金の勉強する機会が無い→投資の事を知らない→投資(をしている人)を否定
ということです。知らない事は「怖い」とも思うようです。
③投資をするだけのお金を持っていない
これは「投資には大金が必要だ」という思い込みから来るものです。
『株を買う』というと何百万円も必要とイメージがあります。
これは間違いではないです。しかし、大金が無くても株を買う方法があります。
それが投資信託です。
今の時代100円から投資信託を買うことが出来ます。
これも「お金の勉強」をしているかどうかで差が出てきます。
100円から投資信託を買うことが出来ます。大金は必要ありません。
④元本割れを必要以上に怖れている
投資信託が100円から買えるということまで理解したとしても、多くの人がこう言います。
そんなあなた、この画像を見てください

※金融庁の資料より引用
1985年以降に20年以上、積立投資をしていれば「どの期間でも元本割れしていない」ということを表しています。
確かに投資信託は元本保証ではありません。(超重要)
しかし、過去の歴史を見てみると「20年以上の長い期間」投資信託に積立投資をしていると元本割れする可能性は「限りなくゼロに近づける」事が出来るんです。
※「ゼロに出来る」わけではない※
元本割れを「必要以上」に怖れる必要はありません。
まとめ
日本人が投資をしない理由。それは日本に「お金の勉強」をする環境が学生時代に無いことが最たる原因だと言えます。
お金の勉強をしていない子供が教師になる。だから「お金はコツコツ貯金しよう」くらいしか言えない。そんな子供がまた大人になり・・・
という悪循環です。
「ゆとり教育」がどうだとか「詰込み型」に戻すべきだとか
そんなことより「お金の勉強」を導入することが最優先だと思います。
「お金の勉強」をした人はほぼ全員「なぜ子供の頃に教えてくれなかったんだ!」と思っています。それだけ「お金の勉強」は早い時期にしておくことが重要です。
バブルの時期は銀行に預ける「預金」の利息が結構もらえたので「投資」をしなくても老後のお金を貯えることが出来たようです。僕は介護の仕事をしています。先日入居者の方々に「今の時代100万円預けても利息は10円ぐらいなんです~」というと「それはないやろ~(笑)」と冗談だと受け取られました。
「お金はコツコツ貯金するんだよ」と言っている人が生きていた時代とは今は違います。
「お金の勉強」をしていきましょう。このブログが「お金の勉強」になるように僕は勉強したことを上手く表現できるように努力していきます。
