原作の小説は角田光代さんの「愛がなんだ」です。
角田光代さんは「紙の月」「森に眠る魚」が有名なところかなと思います。いつか読みたいと思ったまま読んでいない「森に眠る魚」が気になったまま長い月日が経過しています。
映画「愛がなんだ」あらすじ・感想
今回は映画「愛が何だ」の他の方の口コミを見てみました。
・ものすごく共感できる人と全く出来ない人がいる
・妙にリアル
・こういう人いるのでは?
大体そういうものだ。と言われればそれまでですが、人によって当たりハズレが激しいのかなという印象を持ちました。
あらすじ
出典元:映画「愛がなんだ」公式サイト 予告動画より引用
田中守 成田凌
山田テルコ 岸井ゆきの
中原青 若葉竜也
坂本葉子 深川麻衣
メインとなるのは
マモちゃん・・・田中守
テルちゃん(山田さん)・・・山田テルコ
の二人です。
この二人は結婚式の二次会で出会いました。パーティーに馴染めない者同士、気が合ったというのがきっかけになっています。
山田さんはマモちゃんのことが好きになりました。
・マモちゃんからは、金曜日はかなりの確率で電話が来るので、会社で時間を潰す。
・マモちゃんから電話があると100%会いに行く
・終電がなければ泊まる
・帰宅後のシャワー中でも電話があったら出る。御飯を食べてないことにして・・・
山田さんはマモちゃんの為に全てをささげていました。
しかし、マモちゃんは彼氏ではない。私たちは付き合っていない・・・
そうなんです、いわば
山田さんはマモちゃんのヒモです。
電話があると100%会いに行きますが、マモちゃんからは突然「じゃあ、帰って良いよ」と言われます。
しかも、最初はテルちゃんと呼んでくれていましたが
いつの日からか「山田さん」と呼ばれるようになりました。
そんな二人の関係を問題視しているのは葉子(深川麻衣)。
テルちゃんに「そんな男はやめておけ」とアドバイスする葉子
ですが、葉子にもヒモがいました。
その名は中原(若葉竜也)
ある日、マモちゃんが「すみれ」という女性を山田さんに紹介したところから物語は動き始めます。

途中までは全く刺さらない映画でしたが・・・
途中までは「これはハズレだな・・・」と正直思っていました。
しかし、ある人物がよく出てくるようになって様相は変わりました。
その人物とは・・・「 中原 」
葉子のヒモです。
マモちゃん
山田さん
中原
すみれ
この四人でバーベキューに行くことになるのですが、そのシーンから僕の中で中原が大活躍していました。
中原の気持ちが分かる人、いると思います。少ないかもしれないけど…
この中原の登場により、僕は引き込まれていきました。
中原の哀愁が何とも言えない感じでして、僕の好きな雰囲気を演じていました。
「幸せになりたいっすね」
このセリフがあるんですが、実感がこもっていました。
まとめ
角田光代さんが原作小説を書いている「愛がなんだ」を映画で見ました。
公式サイトには「好きと言えないすべての人へ」とあります。
バリバリの恋愛系映画という感じ。なんだけど、ありそうでないタイプでした。
めちゃくちゃ好きな人がいる。でもその好きな人からは好かれていない
そのことに気づいている。それでもその人が好き。
という方がもしいれば、バッチリ刺さると思います。
Amazonビューでもあったように
当たりハズレが激しそうなので、色々なレビューを見てからの判断をおススメします。