女優の松岡茉優さんの初主演作である「勝手にふるえてろ」を見たので、まとめ・感想を記事にしていきます。
出典元:映画「勝手にふるえてろ」公式サイトの予告動画より引用
映画「勝手にふるえてろ」まとめ 感想
・こじらせている自覚がある人
・中学・高校時代の忘れられない好きな人がいる
・誰にも話せていない世の中への不満がある
内容
主な登場人物
主人公:ヨシカ
※特技 視野見・・・視野で好きなイチを見て見守ること※
イチ:ヨシカが中学時代好きだった人
ニ:ヨシカの同期でヨシカに告白する
ヨシカは中学時代好きだった「イチ」のことを10年以上好きなままだった。
脳内で妄想を繰り広げている
そんなヨシカに会社の同期である「ニ」が告白してきた。
返事を保留したまま、二人で食事にいったりしている
しかしヨシカは人生で初めて告白をされてとても嬉しかった。
それでも「イチ」が好きな気持ちは変わりない。
そこで、他のクラスメートになりすまして同窓会を企画する。
「イチ」と再会するために・・・
その同窓会に、会いたかった「イチ」が来てくれた
「イチ」もヨシカと同じく東京で住んでいてまた後日、上京したグループで集まろうという話になる
その集まりでヨシカは「イチ」と二人っきりで話が出来たのだが・・・

印象に残ったシーン
途中で「息が出来なくなる」ような、見ていて胸に来るシーンがあります。
もし自分が同じ立場だったら・・・と考えると涙なしでは語れません。
もう一つは、ラストシーンです。
誰と誰かはネタバレにつながりますので伏せますが、ある二人が互いの本音をぶつけ合います。
魂のぶつかり合いという感じで印象に残りました。



昔好きだった人を忘れられない
中学や高校時代に好きだったけど思いを伝えないまま離れ離れになった人がいる方におススメしたい作品です。
ヨシカは中学の頃好きだった「イチ」をずっと好きなまま脳内で妄想を繰り広げています。そんなヨシカと自分とを重ね合わせてみることが出来ると思います。
しかも、この映画を見るあなたが「こじらせている」のであればなおさらです。
適材適所のキャスト
この映画で初主演の松岡茉優さん
ヨシカを演じていますが、ピッタリだと思いました。
松岡さん本人の話より
母親から「あなたのドキュメンタリーみたいね」と言われたそうです。松岡さんは認めていないですが、母親からみた松岡さんはヨシカのような人ということです。
その他、ちょい役で出ている方々も「良い味」を出しています。
お笑いの要素が少し入っているのですが、特に序盤は「クスっと」笑えるシーンが多くあります。
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まとめ
芥川賞作家の綿矢りささんの恋愛小説「勝手にふるえてろ」が原作となっており、題名そのままで映画になりました。
ヨシカが抱えている世の中への不満も作品の中で描かれているのですが共感できる人も多いと思います。
多くの人の心にささる「勝手にふるえてろ」を今回紹介しました。