「広瀬すずさん主演」「二日間死ぬことが出来る」という情報のみで映画を観に行きました。観に行って良かったと思える面白さでした。
出典元:「一度死んでみた」公式サイト 予告動画より引用
映画「一度死んでみた」感想・まとめ
初めから終わりまで「笑い」の要素が強い映画となっていました。
とはいえ「死」がテーマにもなっていますので考えさせられる内容でもありました。
全て見て思うのは、序盤に多くの伏線が張られていたんだなと笑い要素多いな~なんて上から目線で見ていた自分が少し恥ずかしかったです。
内容
七瀬(広瀬すず)は科学者である父親(堤真一)のことを嫌っていた。
幼いころから父親から化学についての教育を受けており、車のナンバーや時刻を科学の元素記号として読むように教えられていた。
母親(木村多江)はそんな教育をしている父親のことをあまり良いようには思っていないようだった。絵本で「王子がお姫様にキスをするとお姫様は生き返りました」と読み聞かせをしていると父親が「いやそれは口づけをした時に静電気が発生して電気ショックと同じ効果があったんだ」というような有様でした。
七瀬が中学生のころ、母親が亡くなった。しかし、父親は仕事を優先し病院に来ることはありませんでした。そんなこともあり父親の事が嫌いでしょうがありませんでした。
七瀬はいまパンクバンド「魂s」に所属している。父親への不満を歌詞に載せて叫ぶように歌っていた。父親は七瀬に対して自分の勤めている製薬会社に就職してほしいと繰り返しお願いするが、七瀬はもちろん聞き入れません。
父親が勤める会社では「若返りの薬」が開発されようとしていたが
その過程で「一度死ねる薬」が開発された。
薬を飲むと2日間後に目覚めるまで死ぬことが出来るというもの。
その薬を使って、悪だくみをする製薬会社の内部の人間がいた。
その魔の手は七瀬の父親のすぐ近くにまでせまっていた・・・


豪華すぎるちょい役たち
この映画は「ちょい役」たちに超豪華なメンツが並んでいます。
いわゆる「主役級」の人がちょい役として続々出演しています。次は誰が出てくるのか・・・と探すようになるくらいでした。
あまりの数の多さにエンドロールで「誰が出ていたんだ?」と確認したくらいでした。
「笑い」の要素強め
冒頭にも書いていますが、映画を通して「笑い」の要素が強いです。
世にも奇妙な物語を思わせるような感じがありました。堤真一さんとリリーフランキーさんのコンビが多くみられるのですが面白かったです。
しかし、ただの「お笑い」映画ではなくしっかり魅せる所もありますし、聞かせる場面もあります。正直なところあまり期待せずにみたのですが、見に行って良かったと心から思っています。
まとめ
広瀬すずさん主演の「一度死んでみた」の感想・まとめを記事にしました。
広瀬すずさんのこれまでのイメージにはない姿を見ることが出来てとても新鮮でした。「死」がテーマになっているにも関わらずお笑い要素の強いというアンバランスな感じを受けるかもしれませんが、それがちょうど良いように感じました。
1人で家で見ていたら声に出して笑っているだろうなという感じですが、序盤に多くの伏線が張られていて最後はきっちり回収されており、考えさせられる場面もありとても良い映画でした。
原作の小説があるそうなので紹介しておきます。