最近は小説が原作となっている映画がたくさんあります。そこで、これまでに小説と映画の両方を楽しんだ作品を紹介します。
すべて小説を読了している状態で映画を観るという順番です。

小説が映画化されて両方観た作品集【8選】
・仮面病棟
・芸人交換日記(映画タイトル「ボクたちの交換日記」
・スマホを落としただけなのに
・スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼
・僕は明日、昨日の君とデートする
・火花 (ドラマ版)
・パラレルワールドラブストーリー
・ラストレター
映画ではないものもありますが、小説と映像化されたものを見たのはこの作品です。
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仮面病棟
この作品は、小説より映画の方が個人的には楽しめました。ただ映画でみる「ピエロの仮面男」の方が怖かったです。夢に出てきそうな感じを受けていました。



芸人交換日記



この記事にも書いていますが、現時点で僕の「生涯ナンバーワン」の作品です。
小説・映画ともに泣けました。ブルーレイも初回限定版で買ったくらいの作品です。
映画については、ブルーレイで何度も見ていますが、毎回同じ所でガン泣きしてしまいます。
スマホを落としただけなのに
これは2020年2月に公開になったものの一つ前の作品です。
次回作になる「囚われの殺人鬼」よりも「スマホを落とした感」があってそういう意味では面白かったです。
映画を観ながら小説の事を思い出しながらだったのですが、途中で犯人を思い出しました。
スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼
前作が面白かったので、待ちわびていました。
前作とは違って「スマホを落としていない」のにスマホを乗っとられる。という怖い話でした。



僕は明日、昨日の君とデートする
これは、小説を読んで「全てを知った状態」で映画を見ることをおススメします。
ネタバレ後でも、むしろネタバレ後の方が泣ける映画になっています。



火花
又吉直樹さんが芥川賞を受賞した作品です。
当時、一大ブームが起こりました。しかし、個人的には小説はあまり面白いとは思えませんでした。
面白くない。というわけではないのですが、又吉さんの文章が自分には合っていないように感じました。
ドラマ化された時も、しばらくは見ようとはしませんでした。少し時間を置いて一気に見たのですが、映像で見た方が面白かったです。
初めの方で紹介している「芸人交換日記」と同じく売れない若手芸人の話なので期待していたのですが、それがハードルを上げる結果になってしまったのだと思っていました。
パラレルワールドラブストーリー
これは、映画化されると聞いて「この話を映画で?」と思いました。
面白いことを期待してというよりは「どんな風に映像になるんだろう?」と思って観に行きました。
小説を読んで、ある程度記憶に残っている時に映画を見に行ったのですが、まず思ったのが「映画だけを見ている人は理解できているのか?」ということでした。
二つの時間の流れを行き来するような展開なので、ある程度理解していないと取り残されてしまうのではないかと思ったのでした。
小説を読んでから見た人は楽しめたと思います。
ラストレター
これも小説を先に読んでいるのですが、この作品を知ったのは「映画の予告」でした。
公開されたら観に行こうかなと思っている時に職場の人が「これ読んで面白かったよ」と貸してくれたのが「ラストレター」でした。
これは、映画の方が「面白かった」と思えました。
まとめ
今回は、小説が映画化された作品で両方を観た(読んだ)ものを紹介しました。
基本的には「映画」の方が面白く見れていると思います。小説を先に読んでいる状態なので「予習」をしているような感じで映画を見ているのが功を奏しているとも言えます。
ちなみに、小説があるのを知っていながら映画だけを見た作品は
・マスカレードホテル
・マチネの終わりに
この二つは「なぜ小説を読まなかったんだ」と思えるレベルで面白かったです。
マスカレードホテルは映画公開が近かったので小説を読むのを諦めました。映画を見た後に原作の小説を読むという気持ちにはなりません。
ブログを始めて本の紹介をするようになってから、小説を読む時にあらすじなどをメモしながら読むようにしています。もちろんブログで紹介するために、というのもありますが自分の記憶に残しやすくするためというのが狙いです。
小説ではあまり面白いと思えなかったものが映画化された時に「あえて観に行ってみる」という謎の上から目線で映画を楽しもうかなとも思っています。
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