1.投資しないよりはした方が良い
2.ベストじゃなくて良い、ベターで良い
3.「老後のお金を作る」という長期的な目線で考える
4.全世界に満遍なく投資する
特に1.2を重要視しています。
投資を「する」ことをおススメしていますし、実践しています。

昨今は「貯蓄」から「投資」へという事が世間的にも言われ始めています。
印象的なのはこのブログでも何度も言葉として取り上げている「老後2000万円問題」
この時にiDeCoや積立NISAを使って投資をしましょう
という文章を見たり聞いたりしたことがあると思います。
どちらも毎月一定額を積み立てる投資方法をとっていますが、その時に積立投資の利点として語られるのが「ドルコスト平均法」です。
今回はこの「ドルコスト平均法」について解説していきます。
ドルコスト平均法のメリットって何?【積立投資】
毎月積み立てる事により、リスク(価格変動の幅)を低くすることが出来る。
「どういうこと?」とお思いの方も多いかもしれません。
ドルコスト平均法を分かりやすさだけに焦点を当てて解説していきます。
リンゴを1500円分購入
1ヶ月目 単価100円 15個購入
合計15個購入して三か月後を待ちます。
リンゴを毎月500円購入 3か月で合計1500円
1か月目 単価100円 5個購入
2か月目 単価10円 50個購入
3か月目 単価50円 10個購入
合計65個を購入できています。
どちらも1500円分のリンゴを買いました。
それを3か月目(単価50円)の時に売却ったとすると・・・
【一括投資】
15個を単価50円で売る・・・750円
【積立投資】(ドルコスト平均法)
65個を単価50円で売る・・・3250円
すごく極端な例にあえてしています。
積立投資の場合、単価が下がっているにもかかわらず売った時に得をしています。
同じ金額を買ったのに、安い時に多く個数を買えているのでそこから少しでも単価が上がるとその分売った時の金額が跳ね上がります。
ドルコスト平均法 まとめ
単価が下がっているのに得をする可能性がある
ということがドルコスト平均法の最大のメリットだと思います。
リンゴの例をもう一度振り返ると、単価が10円になった時に焦って売ってしまっていたら、大損でした。しかし、翌月少し単価が上がっただけで得をする結果になっています。
単価が下がり続けていたとしても、淡々と積立投資を続けていつか単価が少しでも上がった時にドルコスト平均法の威力を体感できます。
冒頭の投資の方針で書いている「老後のお金を作る」という長期間の投資を積立投資で行うことで、価格が安くなっても負けにくいというドルコスト平均法のメリットを生かす上で必要な方法だと言えます。