この映画は、同じ名前のタイトルの原作小説があります。
この小説を読んでから映画を見ることをおススメします。
僕は明日、昨日の君とデートする【ネタバレ知ってても泣ける】
ネタバレを知ってても泣ける
むしろネタバレ後の方が、泣ける映画となっています。
内容
南山高寿(みなみやま たかとし)・・福士蒼汰
福寿愛美(ふくじゅ えみ)・・・小松奈菜
南山は通学で利用していた電車内で福寿愛美に一目惚れをする
勇気を出して、愛美に声をかけた
「メアド、教えてくれませんか?」
その一言をきっかけに、二人は駅のホームのベンチで会話する。
一駅乗り過ごしていた愛美は目的地に行くための電車に乗る。
南山は「また、会えるかな?」と声をかける
振り返った恵美は
なぜか、泣いていた・・・
南山は、友人の上山(うえやま)の助けを借りながら愛美とデートをする関係になり、付き合うことに成功する
しかし、デートを重ねるうちに違和感を高寿を感じてしまう。
・愛美は不自然なタイミングで泣いたり、泣きそうになる。
・自分の描いた絵が展示されることを知っていた
・自分の好きな料理の隠し味が実家のと同じだった
そして「その日」がやってくる
その日は自宅で映画をみて、その後も一緒に過ごした
門限の24時に間に合わせるために、愛美を送って
「また明日」といつものように別れた
家に戻ると、愛美は「手帳」を忘れていた。
その手帳には、未来の事が書かれていた・・・
前半と後半で物語は一変する
ここまでの内容紹介では、映画・小説を問わず全くこの物語の事を知らない人に向けて書いています。
この映画のちょうど折り返し地点の1時間で物語は一変します。
前半は「純愛ラブストーリー」ですが、愛美の忘れた手帳を見たところから、愛美が隠していた秘密が明らかになり「純愛ラブストーリー」ではあるのですが、「涙無しでは語れない切ない物語」に様変わりします。

【重要】小説を読んでから映画の方が良い
小説を読んでから映画を見た方が絶対に良いです。
最初の5分ですでに号泣できます。
映画を何も知らない状態で見た人でも、もう一度最初から見直したくなると思います。
ネタバレを知っていて見る場合、最初の5分は愛美(小松奈菜)に感情移入して見るようになります。
5分を経過したあとも、愛美の立場で映画を見るようになり一回目より泣けます。
高寿が愛美に感じる違和感
これについてもなぜ愛美はここで泣くのか、こんなことを言うのか
というのが分かります。
『2回楽しむための物語』と言えます。



まとめ
「僕は明日、昨日の君とデートする」
この物語は、事前情報無しでみるとミステリー感が強いと思います。
一目惚れした相手が何故か自分にこれから起こることを知っていて
未来の事がかかれた手帳を持っている
こんな不思議な話は無いですからね。
ですが、その謎は前半で解明されます。
その謎が分かってからは、もう一度最初から見てみたいと思うでしょう。
そして、もう一度見返すと最初の5分で号泣できます。
「純愛ラブストーリー」
と思ったら
「謎の多いミステリー」
に変わる
その謎が解明されると
「涙無しでは語れない切ない物語」に表情を変える。
そしてもう一度、観てもまた泣ける・・・
様々な表情を持つ
「僕は明日、昨日の君とデートする」を今回紹介しました。